胚芽米-福島県 会津産こしひかりを使用したはいが精米を販売
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胚芽米教養講座

「食事と体の栄養」
女子栄養大学栄養学部長
五明紀春教授
(「平成10年3月25日、福島市民会館にて講演」をもとに編集採録)
第6話 ビタミンE<前編>
 
「ビタミンEと活性酸素」
 胚芽精米のもうひとつの重要な機能、ビタミンEについて申し上げたいと思います。
 お米はもともと種子ですから、翌年芽や根を出さなければなりません。
 つまり、胚芽の部分には、将来、稲という植物になる大事な機能が非常にコン
パクトに備わっており、それがかなり長期間保存されていないといけない。
 胚芽の部分はそういうこみ入った機関ですから、空気中の酸素に触れることに
よって変質しやすい。この変質しやすい部分を守っているのがビタミンEです。
 これは脂に溶けるビタミンで、種子の胚芽部分の空気酸化から守る。そういう
非常に大事な機能を持って入る訳です。
 玄米を搗精した時に、胚芽精米の場合、胴体の部分の糠は白米同然になくなり
ます。胚芽だけは残っていますが、ビタミンB1は糠の中にもかなりある訳ですから、
胚芽精米にすることによって、ビタミンB1はある程度除かれます。
 しかし、ビタミンEは、糠の部分にはほとんどなくて、胚芽の部分に極在している、
胚芽に集中的に含まれています。ですから、玄米を胚芽精米の形に加工すると
いうことは、ビタミンB1を残すという意味もありますけれども、それ以上にビタミン
Eをのこすための搗精加工だと言っていいと思います。
 それでは、ビタミンEはどういう働きを持つのか。このことについてちょっと
お話したいと思います。
 酸化を防止する働きは、体の中でどのような意味を持つかということです。
 私どもは呼吸して空気中から酸素を取り入れる。 呼吸によって入ってきた酸
素は、体の中で活性酸素というものに変わります。全部ではありませんが、相当
部分が、空気中と比べて、活発な反応を起こしやすい酸素に変えられる訳です。
 これは必要だからそうなるのですが、活性酸素の一部が、交通社会でいえば
暴走族が発生してくるように、体の中ででたらめなことをし出す。そういうことが
体の中で常時起こっているのです。
 体内のいわば暴走族になってしまった活性酸素を体はいつも取り締まる。つま
り、そういう活性酸素を制御するしくみを体は持っています。それでは活性酸素は
どういうところで悪いことをするか。
体は細胞から出来ています。細胞の膜は一種の脂で出来ています。細胞は脂の
小さい袋だというふうに考えていただいていいと思いますが、この脂で出来ている
細胞膜という組織は、活性酸素によって酸化を受けやすい。そうなっては困るので、
れを防ぐものがいくつかあります。ビタミンCもその一つですが、もっと重要なのが
ビタミンEです。
 ですから、ビタミンEが不足すると、細胞膜の組織が活性酸素によって傷つけら
れます。傷がつくとどういう危険が増すかというと、一つは動脈系の血管の内壁の
細胞に傷がつく。そうすると、流れている川の中にピンが立ったように、血液中の
コレステロールとかその他の成分がそこに引っかかって、そこがだんだん膨らんで
くる。つまり壁が厚くなってきます。そして動脈硬化が起こって、ついにそこのところ
が栓をしたみたいに血栓症になり、頭の中で起これば脳梗塞、心臓で起これば
心筋梗塞ということになります。
 このように、活性酸素による体内酸化を放置しておくと、最も大きな危険の一つ
は、動脈硬化から始まる血栓症が指摘されます。もう一つは細胞がガン細胞に
変わるという危険が非常に増してくる。そういういろんながいろいろなことから
分かってきているのです。
 そこで、体内における無用な酸化反応をいかに防御するか。これが栄養学上
非常に大きな問題になってくる訳で、体内の酸化防止の働きをする食物の成分
ービタミンでいえばビタミンC・E、あるいは、それ自体はビタミンではありませんが
、緑黄色野菜に多いベータカロチン、それからトマトの赤い色素のリコピン、そして
緑茶のカテキンという渋み成分も、非常に注目されてきています。

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