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胚芽米教養講座8

 

「食事と体の栄養」

女子栄養大学栄養学部長

五明紀春教授

(「平成10年3月25日、福島市民会館にて講演」をもとに編集採録)

 

第8話 食事の取りかた「四つの基準」 (前編)

 

私は、食事の仕方について、「四つの基準」という事を申し上げています。

 

 どんなに栄養学が進歩し発展しても、結局、行き着く先は四つのことに

 

限られる、というのが私の考え方です。

 

 一つは、昔の人の食事の仕方とあまり違わないということです。皆さんの

 

両親、あるいはもっとさかのぼって先祖、そういう方々の食べ方から、自分

 

の食べ方がどのくらい外れているか。あるいは基本路線においては大体同じ

 

か。これが、その人の食事の健全性を判断する時の重要な基準です。

 

 生物の進化、そこまで長い目で見なくてもいいですが、私たちの体のしく

 

みは、過去の世代の人たちが何を食べてきたかによって決まっています。

 

例えば、日本人の消化管の長さは、成人の場合、平均7メートルですが、欧

 

米の人はだいたい5メートル。つまり、日本人の消化管は畳1枚分長いわけ

 

です。ですから、胴長短足という体型になるわけです。なぜそうなるかとい

 

うと、日本人は、植物性の繊維の多い食べ物をたくさん食べる。そういう食

 

の文化を持っています。繊維が多い食べ物は排泄されるまでの時間が短縮され

 

るので、便秘になりにくい。反面、時間が短縮されるということは、食べ物の

 

中に含まれている栄養素を体が利用するのに忙しい。だから、栄養素を取りこぼ

 

しなく利用するために消化管が少し長い。それから、繊維が多いということは、

 

かさばる食べ物を取るわけですから、栄養の濃度が薄い。濃度の薄いものから栄

 

養素を吸収利用するには時間がかかるので、消化管が少し長い。そういうことに

 

よって適応しているわけです。

 

 欧米の人たちは日本人より消化管が短い。ですから便秘に悩まされて、その結果

 

大腸ガンが非常に多いことはご存知かと思いますが、いま申し上げたような体のし

 

くみを持っている日本人が、草を食べていた馬が急に肉を食べるような極端な食事

 

の変更をすると、欧米人が悩まされている消化管のダメージをもっと大きく受けま

 

す。

 

 ですから、私たちは、昔の人たちの食べ方からあまりそれた食べ方はできないよ

 

うになっている。これが第1の基準です。

 

 それから、ここには、いろいろな年代の方々がいらっしゃると思いますが、自分

 

と同じ年代の人と食事の仕方がかけ離れていないかどうか。周りの人たちと同じよ

 

うなものを食べているかどうか。つまり、自分と似た環境にある人の食事とあまり

 

違う食事をしない。これが2番目の基準です。
 
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