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胚芽米健康講座5

「食事と体の栄養」

女子栄養大学栄養学部長

五明紀春教授

(「平成10年3月25日、福島市民会館にて講演」をもとに編集採録)

 

第5話
     

タミンB1<後編>

「浅間山荘事件」

 

もう一つ、皆さんのご記憶にもう遠いかもしれませんが、昭和47年
(1972年)2月、浅間山荘事件という事件がありました。連合赤軍の
青年たちが何十日も山の中にこもり、仲間内でリンチにかけて14人
を殺し、最後は浅間山荘に人質を取って立てこもったという事件です。
この事件にかかわった青年たちの食事をある栄養学者が調べた結果、
いろいろなことが明らかになりました。まず、そういう生活をしてますから、
当然、食事は偏って、ビタミンB1が極端に不足している。同時にカルシ
ウムがかなり不足していた。これによって、ちょっと我慢できること、
あるいは冷静に判断できることができにくくなってしまったと、その先生
は報告書の中で報告しています。
私がいわんとするのは、胚芽精米は、このビタミンB1を胚芽の部分に
濃厚に残しているということです。
コメは日本人の常食、基幹的な食料です。日本人の食生活が非常に
優れているのは、これは私の見方ですけれども、「主食」という考え方
が非常にはっきりしていて、「おかず」を取り合わせます。おかずは、
主菜、副菜に一応分けられます。主菜は、肉、魚、卵などの高蛋白の
もの。副菜は野菜を中心としたもの、これに汁物が組み合わせられる
こともありますが、ビタミン・ミネラル・繊維源となるものです。主食は
パンや麺でも結構ですけれども、コメはエネルギー源であり、そして
蛋白源にもなっています。
このような食事パターンは、栄養学的に非常にバランスのとれた食事
のあり方です。われわれは、そういう食文化を伝統遺産としてせっかく
受け継いできたのに、そのパターンが崩れつつある。これがいま懸念
されているわけです。しかし、崩れつつあるけれども、そういう食事
観念は私たちの頭の中にまだかなり残っている。そのパターンを次の
世代にどうやって渡していくか。これが私たちに課せられている非常
に大きな課題です。
これが、70年前の香川先生のチャレンジであり、現在の福島第一食糧
卸協同組合の増田さんはじめ皆さんのチャレンジです。つまり、白米
に胚芽を残した形でおいしいコメを作る。そうすることによって、主食
たるご飯の栄養的な特性・特徴を引き出す、ということです。
もうずいぶん前ですが、1978年(昭和53年)、厚生省(現厚生労働省)
は脚気あるいは脚気の前期症状と見られる若い人たちが非常に増え
ている、という報告をしています。その後、ますます「個食」の傾向が
強まって、先ほど申し上げましたように、子どもたちの食事が非常に
乱れてきている。せめて、ビタミンB1がきちんと含まれているコメを
毎日食べることによって、いろいろな問題・欠陥を穴埋めすることが
できるのではないか、というのが私の考えです。これは、食生活に
おける安全保障、あるいは保険をかけるという言い方をしてもいいか
と思います。

 

 

 

 

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