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胚芽米教養講座12

 

「食事と体の栄養」

女子栄養大学栄養学部長

五明紀春教授

(「平成10年3月25日、福島市民会館にて講演」をもとに編集採録)

 

第12話 長寿県、長野と沖縄

 

今の日本人の食事の状況を見ますと、ご飯食がどんどん減ってくる。そういう中で、どうやって今より減らさないようにするかということが、非常に大事な問題だと思います。私は長野県の出身ですが、男性の長寿第1位は長野県の人、女性の長寿第1位は沖縄県の人です。また、長野県の女性は長寿第3位か第4位、沖縄県の男性は同じく第4位か第5位というふうに、両県とも伝統的な長寿県です。

沖縄の人たちはなぜ長生きなのか。たくさんの栄養学者が研究した結果、一つは、

沖縄の人たちは豚肉をたくさん食べている。本土の人たちが1日約75gであるのに

、沖縄の人たちは1日約95g食べています。第2に、沖縄には漬物文化がなく、塩分の摂取量が全国一少ない。日本人の平均摂取量は1日約13gですが、沖縄の人たちは1日の摂取量が10gを切っています。第3に、冬暖かいので、高齢者の方の冬季労働がかなり一般的に行われていて、体の機能低下、特に運動機能の低下を防いでいる。

 この3っつが主な理由として言われますが、そのほか、沖縄の人たちは昆布をたくさん食べるし、お茶をたくさん飲む。それから、沖縄豆腐という、本土の豆腐と比べると非常に硬い、高たんぱく質の豆腐をたくさん食べる。このようなことが沖縄の長寿県である理由として挙げられます。これは、栄養学の理論とだいたい一致するので、みんなが納得すると思います。

 一方、長野県の長寿の秘密はどこにあるかということについては、意見がばらばらで、栄養学者の統一した見解はありません。まず、長野県は肉あるいは動物性食品をたくさん取る県ではありません。第2に、全国でも一、二を争う塩分摂取量の多い県です。第3に、冬は非常に寒いので、お年寄りが外で仕事をするなどとんでもない。冬はこたつに丸くなって、お茶だけは野沢菜の漬物を食べながらがぶがぶ飲んでいます。

 このように、いろいろな面で好対照をなしています。それから、長野県とよく似た食生活環境の青森県は、リンゴの産地ということでは共通していますが、青森県は全国一短命の県です。

 いったい何故なのか。栄養学の教科書に書いてあることをそのまま持ってくると、

長野県のことはどうしても説明できない。沖縄の理屈では説明できない。そこでいろいろ考えてみますと、一つは、長野県の人たちは地域医療に非常に関心が深く、何かあるとすぐお医者さんに行く。したがって、有病率が非常に高いわけですが、みんなが医療に気をつけているということになると思います。

 

 

 
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